愚痴風呂

日常生活に湧き出る不満を洗い流すためのブログ

心の余裕

消費者金融からの借金。

 

今はかなり金利が下がったが、夫がMAX7社から借り入れていたときはもっとキツい状況だった。

 

明細をみている限り、25~30%くらいがほとんど。

 

月々の最低返済額ではほとんどが金利分にあたり、元金が減るのはわずかだった。

 

 

 

夫はこの金利をどうして無駄だと思わないのか?

 

ここがどうしても理解できない。

 

私は無駄が嫌いで、合理的に生きたいタイプなのだ。

 

 

その昔、『ホームワーク』というドラマのスペシャル放送回があったのだが、

 

周二(福山雅治氏)が電車で旅立つかなにかの場面で ←うろ覚えw

 

恋人である周二との別れを受け入れ見送りにきていたうらん(浦江アキコさん)の腕を

 

扉が閉まる寸前に掴んで引き寄せる、というクライマックスシーンがあった。

 

そのまま電車の扉は閉まり、周二はうらんを抱きしめたまま電車が走り去ることになるのだが・・・

 

私はこのシーンすら、無駄だと思ってしまったことがあるw

 

 

当時お付き合いしていた同い年の彼といっしょにこのドラマを観ていたとき、

 

「うーわ、めっちゃ無駄じゃん!」

 

と思わず叫んだ私に彼は

 

「なんで?」

 

と聞いてきた。

 

「だって、いっしょに旅立つ準備をしてないから、また荷物を取りに戻ってこなくちゃいけないわけでしょ?」

 

真顔で答える私に彼は

 

「いいんだよ、そんなことはあとでwww」

 

と、返してきた。

 

 

私は貧乏育ちで、給食費も払うのがやっとの家庭で育ったから、

 

そういう無駄は“悪”でしかないのだ。

 

無駄があってもいいという人は、ぬるま湯の生活を送ってきた人なのだと

 

当時は本気で思っていたw

 

大人になった今も根本は変わらないが、

 

それが“心の余裕”なのだということは理解しているw

 

 

貧しさは、その余裕が失われている状態だ。

 

 

それなのに、夫はどうしてそんな余裕でいられるのだろう。

 

 

そういう当たり前のことを考えるよりも先に、

 

目の前の欲望に忠実でいることが、クズにとっては大事なことなのだろうか。

 

つまりは、

 

考えが浅いってことか。

 

 

これが欲しい。

 

あれが食べたい。

 

でもお金がない。

 

 

普通は、お金に余裕があるとき、欲望を満たす買い物をするものだ。

 

お高いものであれば、給料の中から少しずつ貯金をしていき、目標金額に達したときに買ったりする。

 

ボーナスが出る企業に勤めているのであれば、ボーナスのタイミングにあわせて購入するということもできる。

 

私の中では、これが“普通”だが、クズは違う。

 

 

「お金がなければ、借りればいいじゃない」

 

という考えなのだ。

 

 

マリーアントワネットかよ。